05622-190908 月刊『家電批評』10月号のiPad特集に4か所登場しています
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月刊『家電批評』10月号(9月3日発売)の特集「iPadのおもしろいことぜんぶ!」で、4か所、コメントさせていただいております。
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「iPadだけで仕事できるか」との質問をよく受けます。
できます、と言い切ってもいいと思います。iPad+Apple Pencilなら、Macにできないことまで含めて仕事できます。
ただし、依然としてMacの優位性も色々あり、その最たるものが「ライブ変換」(変換操作不要な全自動変換)と「親指シフト」(1979年に富士通が開発したかな配列)。ライブ変換がなくても一般的な手動変換でOKだし、親指シフトがなくてもローマ字入力、フリック入力、音声入力でOKなら、iPadで十分、仕事できます。というかiPadの方が効率いいこともあります。何より、ボディが軽くて持ち歩きが楽なのはメリット大きい。
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仕事でiPadを使うコツは、「パソコン」や「PC」の考え方を捨てて別のツールとして扱うこと。例えばMacではマウスが不要になって久しいのに続き、iPadはそもそもマウスなんて付いていない。マウスを前提としない扱いやすさを実現しています。「PCの代替」と考えると、あれがない、これがない、と「ないもの」ばかりに目が行きますが、それがない方が使いやすいように設計、デザインされているのですから、まずはPCの概念を捨て、よりアナログに近い筆記用具として扱うことが大切だと思います。
この特集の中には、「PCの代替」と考える人向けの情報と、「iPadはiPad」との考え方に基づいた情報が混在しています。shio.iconはもちろん後者。前者の人がたくさんいるので、このような特集は大切です。けれどもiPadの良さを生かすには、iPad自体の思想に則って使う方が、そのメリットを活かせると思うのです。
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依然として業務で多用される「紙の書類」は、すべてiPadで書き込んだり送信したりしているので、紙を扱う必要がないし、手書きなのにコピペも書き直しも使い回しもできる。紙的なメリットとデジタルのメリットをどちらも享受できるのがiPad。
授業に持参するのもiPad ProとApple Pencilのみ。黒板的なメリットとデジタルのメリットをどちらも生かした授業ができる。
そのiPadがこの秋、「iPadOS」のリリースによって大きく進化します。既存のiPadももちろん無償でiPadOSのメリットを活かせます(古い機種はiPadOSにアップデイトできないものもあります)。ますますiPadだけで仕事できる、環境が進化します。楽しみ!!
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